虫歯と歯周病の違い:原因・症状・予防方法を徹底解説!
- 2024年12月5日
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こんにちは👀
麻布デンティスト歯科・口腔外科です🗼💖
多くの方が「虫歯」と「歯周病」が混在していますが、これらは異なる病気で、
発生メカニズムや進行、治療方法も大きく異なります。このブログでは、
虫歯と歯周病の違いについて詳しく解説し、それぞれの予防と対策についても紹介します!
・虫歯とは?その原因と進行
虫歯の原因
虫歯は、プラーク(歯垢)中のミュータンス菌などの細菌が、食事で摂取した糖分を分解し酸を生成することで発生します。
この酸が歯の表面を溶かすことで虫歯が進んでいきます。
進行プロセス
- 初期段階(白斑) : 歯の表面が少し白くなり、脱灰が始まります。この段階では痛みはほとんど感じません。
- エナメル質の虫歯: エナメル質に小さな穴が開き、痛みが出ることも。早期治療で比較的簡単に修復可能です。
- 象牙質の虫歯: 内部の柔らかい象牙質まで進むと、冷たいものや甘いものに敏感になります。
- 神経への到達: 神経まで到達すると激しい痛みが起こり、神経治療が必要になります。
予防方法
- 毎日の歯磨きとフロス
- 食後の早めのブラッシング
- フッ素配合の歯磨き粉
- 歯科検診
・歯周病とは?その原因と進行
歯周病の原因
歯周病は、歯と歯茎の間にたまったプラークや歯石に含まれる細菌が、歯茎に炎症をとりあえず進みます。
炎症が進むと歯茎の組織や歯を支える骨が破壊されます。
進行プロセス
- 歯肉炎:初期段階では歯茎が赤く腫れ、歯磨き時に出血する
- 軽度歯周炎:歯茎の炎症が進行し、歯茎が下がり始め、口臭が気になる場合もあります。
- 中度から重さ歯周炎:歯槽骨が破壊され、歯がぐらぐらと動くようになる。
- 放置すると最終的には歯が落ちることもあります。
予防方法
- 歯間ブラシやフロスによる歯の間清掃
- 定期的な歯石除去(クリーニング)
- 禁煙と生活習慣の改善
- 毎日のブラッシングで歯茎のケア
・虫歯と歯周病の違い
項目 | 虫歯 | 歯周病 |
---|---|---|
影響を受ける部位 | 歯の表面と内部 | 歯茎と歯を支える骨 |
主な原因 | 細菌による酸の産生 | プラーク・歯石による歯茎の炎症 |
初期症状 | 甘いものや冷たいものでの痛み | 歯茎の腫れと出血 |
進行時の症状 | 激しい痛み、神経への到達 | 骨の破壊、歯の動揺 |
予防法 | 定期的な歯磨きとフロス | 歯石除去、歯間ブラシ、生活習慣の改善 |
・虫歯と歯周病の治療方法
虫歯治療:初期なら詰め物、進行すれば神経治療やクラウン治療が必要です。
歯周病治療:初期の歯肉炎ならクリーニングで改善しますが、歯周外科手術が必要になることもあります。
日頃の生活習慣や歯ブラシ、歯医者での定期検診はとても大事です✨
歯医者に最後行ったのはいつですか?皆様のご来院を心よりお待ちしております🦷