銀歯の寿命は? デメリットとメリットをお話します。
- 2024年7月17日
- 虫歯治療
こんにちは🦢🍃
麻布デンティスト歯科・口腔外科です。
今回は銀歯についてお話をさせていただきます!
2024年7月現在は保険適用内で銀歯と白いCADCAMをお選びいただけるようになっているので、参考にしていただければ幸いです!
(条件により保険適用外になる場合もございます)
銀歯のメリット
・耐久性
咬む力に対して強く、以前お話しをしたCADCAMに比べて強度は強く割れにくいです。
そのため、力の加わりやすい奥歯の治療や歯軋りや食いしばりの強い方に適しています。
・費用
銀歯は他の詰め物と比較して、費用が比較的安価です。経済的な負担が少ない点も大きなメリットです。
銀歯のデメリット
・虫歯の再発リスクが高い
銀歯は強度が強いので割れるリスクは低いですが、日々の噛み合わせなどにより変形してしまい、歯と銀歯の間に隙間ができやすいため、その隙間から虫歯になることが多いです。そのため、銀歯の寿命は5年から7年と言われております。
・ 美観の問題
銀歯は銀色であるため、見た目は自然な歯と比べて目立ちます。特に前歯や目立つ部分に装着する場合、美観を気にする人にとっては不満が残ることがあります。また、長年の使用により歯茎が黒く変色することもあります。
・ アレルギーのリスク
銀歯に含まれる金属成分に対してアレルギー反応を示す人がいます。
・温度変化に敏感
金属は温度変化に対して敏感であり、装着後初期は熱いものや冷たいものを摂取した際に歯に不快感を感じることがあります。
・虫歯の早期発見が難しい
金属はレントゲンでは白く写ります。そのため、装着後にレントゲン撮影をした場合、虫歯が銀歯より範囲が広くないと発見することが難しくなります。
銀歯の寿命のサイン
・銀歯がとれた
・銀歯を被せている歯が痛い
・歯茎が黒くなる
・歯茎の腫れ
このような症状がある時はお早めに受診しましょう。
銀歯のメリット・デメリットについてお話ししましたが
銀歯は虫歯になりやすいためその後の治療も必要です。
また日頃から丁寧な歯みがきや定期的な歯医者でのメンテナンスが大事です。
銀歯か白い保険のCADCAMで悩まれている方いらっしゃいましたら
ご気軽にご相談ください。