知覚過敏に悩むあなたへ:原因と対策のガイド
- 2024年8月29日
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こんにちは🍃
麻布デンティスト歯科・口腔外科です(^_^)/🌈
本日はお悩みの方も多い知覚過敏についてお話いたします。
知覚過敏は、生活の質に大きな影響を与えることがあります。冷たい飲み物や甘い食べ物を口にしたときに感じる鋭い痛みは、多くの人が経験するものです。この記事では、知覚過敏の具体的な原因と、それに対する効果的な対策を詳しくご紹介します。
知覚過敏の原因
・エナメル質の摩耗
硬い歯ブラシや強いブラッシング:硬い歯ブラシや強い力での歯磨きはエナメル質を削り、象牙質が露出する原因となります。
酸蝕症(エナメル質の酸による溶解):酸性の飲食物(例:炭酸飲料、柑橘類)や胃酸の逆流は、エナメル質を溶かします。
・歯茎の後退
歯周病:歯周病は歯茎を後退させ、象牙質が露出することがあります。
加齢:年齢とともに歯茎が自然に後退することがあります。
・歯ぎしり
夜間の歯ぎしりや日中の食いしばりが歯のエナメル質を削り、象牙質を露出させることがあります。
・歯科治療
ホワイトニング:歯のホワイトニング処置後に一時的な知覚過敏が生じることがあります。 詰め物やクラウン:詰め物やクラウンの処置後に知覚過敏が発生することがあります。
・クラックや亀裂
歯にひびが入ったり、クラックがある場合、象牙質が露出し、知覚過敏の原因となります。
知覚過敏の対策
・正しい力での歯磨き方法(意外に1番これが原因のことが多いです!)
柔らかい歯ブラシ:できれば柔らかい歯ブラシを使用し、優しく磨きます。
正しいブラッシングテクニック:歯と歯茎の境目を意識して丁寧にブラッシングします。
・フッ素配合の歯磨き粉もしくはハイドロキシアパタイト配合の歯磨き粉
フッ素はエナメル質を強化し、知覚過敏の症状を軽減します。特に「センシティブ用」の歯磨き粉を使用すると効果的です。
ハイドロキシアパタイトは歯を補修して補強してくれます。
・酸性の食品・飲料の摂取を控える(炭酸水も注意です)
炭酸飲料、柑橘類、酢などの酸性の飲食物の摂取を控えることで、エナメル質の摩耗を防ぎます。食後は水で口をゆすぐことをおすすめします。
・ナイトガードの使用
歯ぎしりが原因の場合、歯科医に相談してナイトガードを作成してもらい、夜間の歯ぎしりを防ぎます。
・歯科治療の選択肢
デンティンシーラント:象牙質を保護するために、歯科医がデンティンシーラントを塗布します。
レジン充填:歯のひび割れやクラックが原因の場合、レジン充填を行い、象牙質を保護します。
・定期検診
定期的に歯科医の検診を受けることで、知覚過敏の原因となる問題を早期に発見し、対処することができます。
知覚過敏は日常生活に不快感を与える症状ですが、適切なケアと予防策を講じることで、その影響を最小限に抑えることができます。もし知覚過敏の症状が続く場合は、ぜひ歯医者さんに相談し、適切な治療を受けてください。