銀歯と白い歯、結局どっちがいいの?
- 2025年6月13日
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こんにちは🐶✨
麻布デンティスト歯科・口腔外科です。
「銀歯と白い歯、どちらにしますか?」と聞かれて、
「え、正直よく分からない…」と思ったことはありませんか?
患者さんから最も多く寄せられるご質問のひとつが、この「銀歯と白い歯、どっちがいいの?」問題です。
今回はそれぞれの特徴を、見た目・耐久性・身体への影響・費用などの観点から分かりやすくご紹介します。
迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
【1】見た目(審美性)
銀歯(メタル)
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見た目に目立ちやすいため、特に前歯や笑ったときに見える部分には不向きです。
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「治療した場所がすぐ分かる」のがデメリット。
白い歯(レジンやセラミック)
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天然の歯に近い色で、周囲の歯と自然になじみます。
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見た目を重視したい方には大きなメリット。
🔸審美性を重視するなら → 白い歯がおすすめ
【2】耐久性・機能性
銀歯
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非常に強度が高く、耐久性に優れています。特に奥歯など噛む力が強くかかる場所では長持ちする傾向があります。
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ただし、金属が少しずつ劣化することもあり、長期的にみると劣化や隙間ができやすいことも。
白い歯
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セラミックは丈夫で汚れにくい反面、強い衝撃で欠けることがあります。
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保険適用の「プラスチック素材(レジン)」は、割れやすかったり変色しやすい傾向があります。
🔸噛む力が強い方、奥歯に使う場合 → 銀歯も選択肢に入ります
【3】身体への影響
銀歯
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金属アレルギーの心配がある方にはおすすめできません。
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経年変化により、歯ぐきが黒ずんでしまうケースもあります(メタルタトゥーと呼ばれます)。
白い歯
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セラミックは金属を含まないため、アレルギーのリスクがほぼゼロ。
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身体にやさしい素材です。
🔸金属アレルギーがある方、将来のリスクを減らしたい方 → 白い歯が安心です
【4】費用について
銀歯
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保険適用内(3割負担)で治療できるため、費用を抑えたい方には経済的です。
白い歯
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保険適用外(自由診療)のことが多く、治療費が高くなる場合があります。
※部位によっては、保険で白い歯が選べるケースもあります(条件あり)
🔸コスト重視 → 銀歯 / 見た目・長期的な安心 → 白い歯
【まとめ:どっちが“正解”ではなく、“目的”で選ぶ】
比較項目 | 銀歯 | 白い歯(セラミックなど) |
---|---|---|
見た目 | 目立つ | 自然で目立ちにくい |
耐久性 | 強くて長持ち | 素材により異なる(セラミックは◎) |
アレルギー | 金属の影響あり | 金属不使用で安心 |
費用 | 安価(保険適用) | 高額(自由診療あり) |
「どちらが絶対に良い」ということはありません。
ご自身の優先順位(見た目・健康・費用など)や、治療する場所(前歯/奥歯)によってベストな選択肢は変わってきます。
もし迷われたら、遠慮なくご相談ください。
ライフスタイルやご希望に合わせて、患者さまに合った治療方法をご提案いたします。