歯の神経を取ったらどうなる?メリット・デメリットを解説!!
- 2025年7月24日
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歯の神経を取ったらどうなる?!
歯医者がわかりやすくメリット・デメリットを解説!
こんにちは!麻布デンティスト歯科・口腔外科歯です❤️🌟
今回は、患者さんからよく聞かれる質問、
「歯の神経を取ったらどうなるんですか?」
というテーマについて、できるだけわかりやすくご説明します!
そもそも“歯の神経”って何?
歯の中には「神経(歯髄)」と呼ばれる組織があります。
この神経には、痛みを感じるセンサーのほかに、歯に栄養や酸素を届ける役割もあります。
虫歯が深く進行すると、この神経が炎症を起こして激しい痛みを感じるようになるため、**神経を取る「根管治療(こんかんちりょう)」**が必要になることがあります。
歯の神経を取るメリット🙆🏻
✅ 激しい痛みがなくなる
神経を取ることで、炎症や感染による痛みはおさまります。ズキズキした痛みから解放されるのは大きなメリットです。
✅ 歯を抜かずに残せる
神経を取ることで、虫歯が進行した歯でも抜かずに残すことができます。自分の歯を残せるのは、やはりうれしいことですね。
歯の神経を取るデメリット🙅🏻
⚠ 歯がもろくなる
神経がなくなると、歯の内部に栄養が届かなくなり、歯が乾燥して割れやすくなります。そのため、治療後は被せ物(クラウン)などで補強するのが一般的です。
⚠ 痛みを感じにくくなる
神経がないと、トラブルが起きても気づきにくいことがあります。たとえば、再度の虫歯や感染があっても初期では痛みが出にくいため、定期検診がとても大切になります。
⚠ 治療回数が多くなることも
根管治療は非常に繊細な治療で、複数回の通院が必要になることがあります。しっかり治すには、丁寧な治療と患者さんのご協力が必要です。
まとめ✨|神経を取るかどうかは慎重に判断!
神経を取る治療には、「痛みを取って歯を残す」という大きなメリットがあります。
その一方で、歯が弱くなったり、トラブルに気づきにくくなるデメリットもあります。
私たち歯科医師は、なるべく神経を残すことを考えながら、
「今、その歯にとって一番よい方法」を一緒に考えていきます。
不安なことやわからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね😌🦷