粘液嚢胞とは?原因から治療法まで
- 2024年2月15日
- 口腔外科
こんにちは✨
麻布デンティスト歯科・口腔外科です。
今回は当院でご相談の多い粘液嚢胞(ねんえきのうほう)についてお話しさせていただきます。
粘液嚢胞は、口腔内の粘膜下にできる小さな袋状の塊(小唾液腺より唾液が滲出したもの)です。通常、無症状であり、見た目は小さな膨らみやしこりのように感じられます。口の中でしばしば見つかる疾患の一つですが、ほとんどの場合は治療が必要ありませんが、大きくなったり、症状を繰り返していたり、痛みや不快感が強い場合はご相談下さい。
粘液嚢胞の原因は主に、以下のようなものが挙げられます。
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口腔内の慢性的な刺激: 歯磨きや歯の咬み合わせによる慢性的な刺激が、口腔内の粘膜にダメージを与え、粘液嚢胞が形成されることがあります。
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粘膜の外傷: 歯科手術、歯ぎしり、粘膜に対する物理的な外傷などが、粘液嚢胞の原因となることがあります。
症状
粘液嚢胞の症状には、一般的には痛みやしびれが伴わず、触ると柔らかいしこりのように感じられることがあります。しかし、大きくなると食事や話すときに不快感を伴うことがあります。
治療
当院ではCO2レーザーを使用し、切除を行います。傷はきれいに治ります。
実際に当院でCO2レーザーで切除された方です👅
症例 20代女性
費用:保険診療内(3割負担の方:4500円ほど)
来院回数:1回(1週間後経過拝見いたします)
副作用:術後しびれが残る可能性がある、一時的に内出血することがある
特記事項:出血が多い場合、嚢胞が大きい場合は縫う可能性がある
治療前
治療後(1週間ほど)
傷口が殆ど目立たずきれいに治りました💮
気になることありましたらご気軽にご相談下さい。
皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。