親知らずの抜歯はいつがベスト?
- 2024年11月7日
- 未分類
こんにちは✨
麻布デンティスト歯科・口腔外科です🗼
親知らずとは
一番奥に生えてくる8番目の歯のことを言います。一般的には17〜25歳ごろまでに生えてくることがあります。
親知らずは真っ直ぐ生えてくることもありますが骨の中に埋まったままのこともあります。
場合によっては横向きに生えてくることもあります。
当院の親知らずの抜歯の特徴
多くの方が、親知らずの抜歯を勧められても
「痛そう」「怖そう」「調べたら怖くなった」と感じるかもしれません。
当院の親知らず抜歯には、以下の特徴があります。
- 日本口腔外科学会認定医が施術を担当します。
- 女性医師が対応し、丁寧に優しく説明し、ご納得いただいてから抜歯を行います。
- 土日にも抜歯が可能であり、スケジュール管理がしやすくなっています。
- 厚生労働省認可の再生療法(CGF)を使用することができるため、親知らずの抜歯後の痛みを通常よりも大幅に軽減できます。
親知らずの種類と状態
・埋伏(完全埋伏、部分埋伏)
多くの人の顎は現代の食生活や遺伝的な影響により、親知らずが生えてくるスペースが十分ではありません。
そのため、親知らずが歯ぐきや骨の中に埋まってしまう「埋伏歯」の状態になることが多いです。
埋伏の程度には、完全に埋めている「完全埋伏歯」と、部分的に歯ぐきから出ている「部分埋伏歯」があります。
・正しく生えた親知らず
スペースが十分にあり、通常に起こる場合、親知らずも他の奥歯と同様に咀嚼に使われます。
・斜めに生えた親知らず(異常萌出)
親知らずがまっすぐに生えるず、隣の歯(第二大臼歯)に向かって斜めに生えることがある。
・抜歯が推奨されるケース
- 歯ぐき(歯肉)の腫れや痛みを繰り返している
- 「親知らず」自体、または手前の歯がむし歯や歯肉炎を起こしている
- かみ合う歯がなく、周りの歯ぐきを噛んで組織に悪影響を与えている
- 「親知らず」が顎関節症など他の病気の原因になっている
- 正常に萌出していても、きちんとブラッシングが出来ない
- 頻繁に食べ物がつまる
- 手前の歯のむし歯や歯肉炎のリスクを高めそうなとき
- 手前の歯を強く押して歯並びやかみ合わせに悪影響を与えそうなとき
・抜歯が不要な場合
- 顎の骨の中に完全に埋まっていて、萌出力がなくなっている
- 上下とも他の歯と同じように正常に生え、歯並びやかみ合わせも問題がない
- とくに腫れや痛みがない
- 奥歯として機能している
・親知らずの抜歯のタイミング
若い方が回復が早い:親知らずの抜歯は、若いほど骨が柔らかく回復が早い傾向があります。
一般的に、20代前半までに抜歯することが多いです。
問題が出る前に予防的な抜歯:特に歯に関する影響が出る前や、将来的に問題が予測される場合、
予防的に歯を抜くこともあります。
歯が完全に生えていない場合の早期対応:レントゲンで確認し、問題が発生しそうな親知らずは
早期に抜歯するのが推奨されることがあります。
抜歯後の注意点
抜歯後、2~3日は安静にしましょう
術後2~3日は腫れや痛みがあります。また、かさぶたになるまでは出血しやすい状態になります。
アルコールや運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは避け、安静にしましょう。
血が止まらない場合は、清潔なガーゼやティシュなどを丸めて穴の上に置き、
20分ほどしっかり噛むことで圧迫止血をします。抜歯当日は少量の血が付着する程度は正常です。
抜歯の穴の内部は触らないようにしてください
抜いた穴の中にできるゼリー状のかさぶたを、口に水を含み転がすなどして洗い流さないようにしてください。
かさぶたを汚物と思って剥がしてしまうと、治癒期間が延びたり、傷口が細菌に感染したりすることがあります。
食べ物が入りやすい場合もありますが、歯ブラシやヨウジ等で触らないようにお願いいたします。
食べ物が入ったまま傷口が閉じるのではなく、下から歯茎が盛り上がって治ってくるようなイメージです。
1週間、歯ブラシ以外はうがいをしないようにしてください
うがいをしすぎてしまうと、血液を洗い流しすぎてしまい、治りにくくなってしまいます。
この状態をドライソケット(治癒不全)といい、骨が露出してしまい、強い痛みを伴います。
いつ抜いたらよいか分からないなど親知らずに関して何かお困りのことございましたら
お気軽にお問い合わせください!